資格

管理士合格後のステップアップに最適。マンション維持修繕技術者で建物知識を底上げする

1. マンション維持修繕技術者とは?

マンション維持修繕技術者は、マンションの建物・設備の維持保全に関する知識を体系的に学べる民間資格です。 主催は 一般社団法人マンション管理業協会。マンション管理業界では知名度が高く、管理会社の社員が受験するケースが多い資格です。

建築・設備・修繕工事の基礎知識を幅広く学べるため、 「管理業務主任者やマンション管理士の知識を、建物寄りに補強したい」 という人にとても相性が良い資格です。

私自身、事務系出身で建築の知識がほとんどありませんでしたが、この資格を通じて建物知識を底上げすることができました。

2. なぜこの資格を取ろうと思ったのか

マンション管理士として独立したばかりの私は、区分所有者として修繕委員会に参加し、建物に関する説明を受ける機会が増えました。

しかし、屋上防水工事や設備更新の説明を聞いても、 「なんとなく理解した気になるけれど、深くは分からない」 という状態が続いていました。

そこで、 「建物の維持修繕をもう少し深く学びたい」 と感じ、マンション維持修繕技術者の受験を決めました。

〇 勉強方法

私が使った教材は LEC のオンラインスタディ。 特に「重要論点555」という、出題頻度の高い問題をまとめたテキストが非常に役立ちました。(WEB講座は、ただテキストを読んでいるだけでした)

〇 過去問は“焼き直し”が多い

この試験は、過去問の焼き直しが多いと言われています。 実際に勉強してみても、 「形式は違うけれど、問われている本質は同じ」 という問題が多く、短期間での対策がしやすい試験だと感じました。

3. 私の勉強スタイル

〇 インプット

・重要論点555を繰り返し読む

・過去問を解いて、頻出テーマを把握

・短期集中で一気に仕上げる

管理業務主任者やマンション管理士の合格後なら、 維持修繕の知識を補強しつつ、試験後の知識の維持にも役立つ と感じました。

〇  試験当日の戦略

試験当日は、マンション管理士のときと同じく 3回転方式 を採用しました。

  1. Aランク問題から解く  確実に取れる問題を先に取りに行く
  2. 飛ばした問題を解く  個数問題や迷う問題は後回し
  3. 未回答・マークズレのチェック  最後の5分で必ず確認

この方法は、焦りを抑え、得点を最大化するのにとても効果的です。

4. 合格後に変わったこと

私はもともと事務系で、建築の知識はほぼゼロでした。 しかし、この資格を取ったことで、建物の維持修繕に対する理解が大きく変わりました。

〇 工事説明を「聞くだけ」から「質問できる」ようになった

以前は、屋上防水工事の説明を受けても、

「ふむふむ…(よく分からないけど)」 という状態でした。しかし今は、

・工法の違い

・材料の特徴

・耐用年数

・見積書のポイント

など、事前に資料を読み込んで質問できるようになりましたし、何より、興味をもって資料を読むようになりました。

〇 区分所有者 × マンション管理士 × 維持修繕技術者

この組み合わせは、管理組合にとって非常に心強い存在になれます。

5. これから受験する人へ

マンション維持修繕技術者は、 「建物の維持保全を理解したい」 という人にとって、コスパの良い資格です。特に、

・修繕委員会に入っている

・理事会で設備更新の判断をする

・見積書の内容を理解したい

という人には武器になります。広く浅くの知識でも、 “基礎を知っているだけで見積書の読み方が少し変わる” というのが、この資格のメリットです。

<まとめ>

マンション維持修繕技術者は、

 ・建物の基礎知識を底上げしたい

 ・管理士・管理業務主任者の知識を補強したい

 ・区分所有者として修繕に関わりたい

という人にとって、とても価値のある資格です。

あなたがマンション管理士として独立した今、 建物の知識を持っていることは、確実に信頼につながります。